【Report】かまこ児童クラブランティア【8/21~23】

参加ボランティア

かまこ児童クラブボランティア

  • 放課後
  • 中長期プロジェクト
  • こども教育
  • 福祉・健康

活動内容

白河市立釜子小学校放課後児童クラブの「かまこ児童クラブ」にて、高校生が夏休みの3日間クラブのスタッフとしてボランティアを行いました。小学生と一緒に遊んだり、時には危ないときに注意しながら、小学生の放課後の居場所づくりをサポートしました。一日目は高校生の表情からは緊張も伺うことができましたが、段々と小学生と自然に打ち解け、三日目にはどこにいっても小学生がついてくるという状況も見られました。 田んぼに囲まれた児童クラブで、のびのびと小学生が育つ様子が見られました。

高校生の声

児童とコミュニケーションを取り合う中で自分にはないものの考え方を知ることが出来、また自分自身、日常的に関わらない年代の人とか関わったことでコミュニケーション力が上がったと思う。 もっと児童も含めて色々な年代の人と関わりたいと思った。

高校生の声

子供たちにとって、環境が大事なことに気が付きました。児童クラブは子供たちが楽しく遊べる場所でもいいけど、釜子小学校の児童クラブのように勉強時間と遊ぶ時間のメリハリをつけることが子供たちにも良い影響を与えることが出来るのだなと感じた。 児童クラブは、子供たちにとって帰る場所でもあり、安心する場所でもあって、そういう場所・環境が子供たちにとっては大事な存在であると分かり、大人や教員はそれを作らないといけないと学んだ。

高校生の声

児童クラブに来る時に、みんながただいま!って言っていたのを聞いて、みんなにとっては第二の家みたいなものなんだなと感じて、児童クラブって子供たちにとって良い役割をしてるんだなあと感動した。 まだ勉強時間になっていなくても、自分から始めようとしている子がいたり、自分から自学をやっていたり勉強の本を読んでいる子がいて、偉いなと思ったし、それは児童クラブのやり方のおかげなのかもしれないと思うと、ここはただ遊んで迎えを待つ場所ではないんだと改めて実感して考えが変わった。

高校生の声

改めて将来自分は教育者という立場に立ちたいと感じた。そして今回のボランティアを通してコミュニケーション能力がもっと必要だと学んだ。価値観が多様化する時代だからこそ、生徒一人ひとりの個性を認めていく時代になっていかと思う。 一方で、自分が持つ個性を自分自身が認められることができずに、自己肯定感が高められない生徒も増えていると思うので,コミュニケーションの大切さを感じた。

高校生の声

子供達が自分で宿題の答えを導き出せるような手助けをする大切さがよくわかりました。 私はなかなかできなかったが、悪いことをしたらきちんとなにが悪かったのかを教え、時には声を荒げて叱ることも必要だと思った。

受け入れ団体の声

今回は釜子小学校放課後児童クラブの活動に参加いただきありがとうございました。子どもは大人の様子をよく見ています。そして大人の姿を真似します。高校生のみなさんは、今後も子どものお手本になれるような人になってほしいです。将来を期待しています。

コーディネーター ごり

今回のボランティアに参加してくれた高校生は教員志望の人が多く、子どもたちと実際にふれあいたいといった積極的なモチベーションや、こどものいる環境を見てみたいという学習意欲から参加してくれていました。そのため、ボランティアに対する意識も高く、すぐに小学生と打ち解けている様子が伺えました。 子どもたちと共に遊ぶ中で、子どもを預かる責任や大人たちがどのように子どもに影響を与えるかについて実感することができたことでしょう。チェックインやチェックアウトの時間を通して、職員のみなさんが、子どもたちと接する時に何を気をつけているか、高校生ではあっても先生としての立場で参加して欲しいということをレクチャーしていただいたこともあり、特に将来子どもに関わる仕事を望んでいる人たちにとっては、貴重な経験になったことでしょう。今後も、普段日常生活では関わることのない人達の立場から物事を考えられるようになると、社会を見る視点も広くなっていくのだと思います。