【Report】高齢者の居場所スタッフボランティア【8/8~10】

参加ボランティア

高齢者居場所ボランティア

  • 中長期プロジェクト
  • まちづくり
  • 福祉・健康

活動内容

白河市表郷にある「くつろぎルーム」という高齢者向けの居場所にて、ボランティアを全3日間行いました。地域のお年寄りとお話したり一緒にお茶を飲んだり、買い物代行、かかしづくりを行いました。 今回ボランティアに参加してくれた高校生は、福祉の仕事を将来的に考えていたり、近所の高齢化を肌で感じていたりしていたようで、くつろぎルームの存在は興味深かったようです。

高校生の声

利用者さんが、私たちにデイサービスでの話や自分の話などをして下さり、楽しそうに話していたところに心が動きました。 帰る際には「あー今日は一日分喋った」と満足そうにおっしゃってて、このように話を交わす場を設けるだけでもひとつの居場所となり、とてもいい場所だなと思いました。 デイサービス以外にも高齢者さんの居場所を設けている場所があることを今回のボランティアを通して初めて知りました。 色んな形で高齢者さんと関わりを持つことが出来ることを改めて実感することができ、 もっと多くの地域で高齢者さんと色んな形で関わる場が設けられたらいいなと思いました。

高校生の声

買い物代行の活動していて買い物をして届けに行くだけで終わるのではなく、利用者さんと言葉を交わしたり様子を直接目で見ることもできるため、利用者さんの体調や気持ちの面などの調子を知ることができ、とてもいいと思った。

高校生の声

お年寄りが押し車を押しやすいように道路の整備をしたりお花を植えたり、買い物代行する場所を増やしてみてもいいと思った。お口の体操もしているらしく噛む時やボケ防止に良いと教えてもらった。お年寄りと距離が近いからこそ普段聞けない話もたくさん聞けて良かったし楽しかった。

表郷ボランティアネットワーク 藤田さん

今回、私どものNPO法人表郷ボランティアネットワークの活動に関心を持ってご参加いただき、ありがとうございました。NPO法人という非営利で活動している団体について少しでもご理解いただき、地域での課題などに目を向けていただければ幸いです。

コーディネーター ごり

近年、高齢者の社会的孤立の問題は深刻になっています。一日中誰とも会話をしなかったり、近所の人との交流がなかったりする高齢者はやがて生きがいを失い、頼れる人がいなくなるという問題が各地で起こっています。今回の表郷ボランティアネットワークさんの「くつろぎルーム」は地域に開かれた居場所であり、高齢化や過疎化に直面する表郷での社会問題に触れることができたと思います。この経験は課題を解決するアイデアを得るきっかけになったのではないかと思います。三日間と少し長いボランティアでしたがお疲れ様でした!